赤いタイプのエビです。
香港産のビーシュリンプから派生しました。
ビーシュリンプより色が綺麗なため、人気が高いエビです。
呼び方としては、クリスタルレッドシュリンプ、CRSが
シュリンプ栽培センター鈴木社長により商標登録されています。
その為、レッドビーシュリンプやビーシュリンプレッド、
赤エビなどと呼ばれて販売されていますが原則、同じエビです。
最近では、白い帯の部分が太いタイガータイプや
白地に赤の丸が入った日の丸タイプ、白い尾で公家の眉のような
模様を持つ、モスラや麻呂なども作り出され、
白地が多い固体は固定化するのが難しいため、
かなりの高値で販売されていたりもします。
また、通常のレッドビーシュリンプも赤色の濃さにより、
S級グレード、A級グレード、B級グレード、C級グレードに
分類されて販売されていたりもします。
もちろん、S級グレードのエビは価格も高価になります。
はじめてレッドビーシュリンプを飼育するのであれば
B、C級グレードからはじめるといいでしょう。
飼育方法ですが導入時の水質や水替え時の水質変化に
気をつければ普通に飼育する分には難しくありません。
大きな水槽も必要ありませんし、フィルターも
上部ろ過や底面ろ過、外掛け式フィルターなどでOKです。
エサも何でも食べますので熱帯魚のエサ(できればタブレット)や
ザリガニのエサ、茹でたホウレンソウ(無農薬のもの)を
あたえたり、水槽内にコケがあればコケ取りに役立つほどでは
ありませんがコケを食べたりもします。
寿命は約1年から1年半くらいですが
繁殖も親と同じ形で卵から生まれてきますので
繁殖させることも難しくありません。
ただ、繁殖によりグレードの高いエビを作り出そうとすれば
色々試行錯誤は必要になってきます。
淡水のエビでは、珍しい赤い色のエビですので
水草水槽にも映えますし、単独で飼育しても楽しめるエビです。