2008年6月8日日曜日

熱帯魚 暑さ対策

夏になれば気温が上がると共に水温も上昇します。
近年では5月でも30℃を超える日もありますね。

そうなってくると熱帯魚の水槽の暑さ対策が必要になってきます。

熱帯魚だから暑さに強いので暑さ対策が必要ないと
思われる方もいますが大抵の熱帯魚は、
水温が30℃を超えると体調を崩します。

ですから寒さ対策も当然必要ですが
暑さ対策も重要になってきます。

まず、水槽の置く場所ですがけっして日当たりのよい場所に
置かないことです。

金魚などを窓辺で飼われていた方もいると思いますが
熱帯魚ではけっして日当たりのよい場所に水槽を
設置する事は止めて下さい。

日が当たっている昼間の水温と日が当たらない夜の水温との
温度差が激しいのでたんに暑いより熱帯魚へのダメージが
大きいです。

つぎに日の当たらない場所に水槽を置きますので
照明を設置しますがこの照明は結構、熱を持ちますので
暑い間は、照明器具を持ち上げるライトリフトで
持ち上げ、熱を逃がしてやるようにします。

場合によっては夜だけ照明をオンにし、
昼間は照明をオフにして昼夜逆転させることも有効です。

飛び出さない熱帯魚なら水槽のフタも取り除いて
あげた方がいいでしょう。

そして状況にもよりますができるだけ窓を開け、
風通しをよくしてあげることも必要です。

これだけでもかなり水温の上昇は防げますが
熱帯魚を飼育されている環境によっては、
全て出来ない場合もあります。

そんなとき、有効なのが水槽用のファンです。
たかがファンですがファンの風を水槽の水面に
当たるように設置してやると水温が約2~3℃下がります。

かなり有効な暑さ対策ですが欠点としてはややうるさいのと、
水槽の水の蒸発が早くなりますので水量には注意して下さい。

資金に余裕がある方は、水槽用のクーラーを設置すれば完璧です。

また、複数の水槽がある場合は、家庭用クーラーで
部屋ごと温度管理するという方法もあります。

電気代がかかりそうですが複数の水槽に個別に暑さ対策するよりは、
長い目で見るとランニングコストは安く済みます。

地球温暖化の影響でだんだん暑い時期が長くなってきていますので
熱帯魚の暑さ対策も十分に気をつけて下さい。

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