2007年12月21日金曜日

熱帯魚 コリドラスの飼い方

コリドラスは、一部を除き、ほとんどが飼育しやすい熱帯魚です。

通常、熱帯魚ショップでよく見るのは、黒コリ、青コリ、花コリ(コリドラスパレアトゥス)、
赤コリ(コリドラスアエネウス)、白コリ(コリドラスアエネウスのアルビノ
たまに厳密には違いますがコリドラスパレアトゥスのアルビノ)が安価で売られています。

また、少し価格的には高くなりますがコリドラスステルバイ、コリドラスジュリー、
コリドラスパンダ、コリドラスアドルフォイなども比較的、よく見かけます。

コリドラスに力を入れている熱帯魚ショップでは、その他にもワイルド種など
様々なコリドラスが売られています。

初心者の方は、とりあえず、赤、黒、白などの安価なコリドラスから
飼育に挑戦するといいと思います。

そのコリドラスの飼い方ですが他の熱帯魚と混泳させる方法と
コリドラス単独で飼う方法とあります。

すでに他の熱帯魚を飼っている方は、新たにコリドラス単独水槽を
設置するのは、手間も費用もかかります。

ですのでわざわざ、コリドラス単独で飼育しなくても良いと思います。

もちろん、コリドラス単独の方がコリドラスの魅力を引き出せますので
資金や場所、時間に余裕がある方は、挑戦してみてください。

ここでは、一応コリドラス単独で飼育する方法を説明しますが
他の熱帯魚と混泳の場合でもほとんど変わりませんので
参考にしてみて下さい。

まず、水槽ですがコリドラス単独の場合は、30センチぐらいの小型水槽で
構いません。後々、他の熱帯魚と混泳させる、コリドラスを数多く飼育する場合などは、
60センチ水槽が管理がしやすいので60センチ水槽を用意しましょう。

フィルターは、コリドラスが酸素が多く含まれる水が好きなので
上部フィルターがベストです。

外部フィルターもいいのですがこの場合は、シャワーパイプを水面より
上に出して、酸素を巻き込むように水が落ちるようにしましょう。

また、サブに水中フィルターなどを使って酸素を補ってやるのもいいです。

コリドラスの場合、一番気をつけないといけないのが底砂です。
通常は、大磯砂でいいのですができるだけ目の細かいもの、角が尖っていない
大磯砂を選ぶようにしてください。

また、田砂などの砂は、コリドラス単独で飼う方に人気で
コリドラスが砂に頭をつっこんで餌を探すと、
エラから砂が排出される様子が見られたり、湧き水水槽を作る場合に
いいのですが掃除がしにくいのが難点ですので初心者の方は、
避けた方が無難です。

コリドラスは、臆病な熱帯魚ですので隠れ家となる、流木や石なども
設置してあげてください。

水草は、掘り返させる恐れがありますので別に小さい植木鉢などを
沈めてそこに植えるか、根を張らないマツモなどを入れるといいでしょう。

水質はあまり気にしなくても大丈夫です。
弱酸性から弱アルカリ性まで幅広く適応します。

コリドラスの種類にもよりますが赤コリなどの一般的なコリドラスなら
弱酸性が一番問題ないように思います。

水温は、比較的低温の22℃がベストです。
コリドラス単独水槽なら22℃に設定してあげてください。

混泳の場合、他の熱帯魚の飼育適温25℃でも
コリドラスは適応力がありますので大丈夫です。

餌ですがコリドラスは沈んだ餌しか食べませんので
タブレット型の餌を与えるようにしてください。

熱帯魚ショップにいけば、コリドラス専用の
タブレットフードが売っていますのでそれで充分です。

アカムシやイトメなどの生き餌をコリドラスに与える場合は、
コリドラスが食べられるように小さな容器に入れて底に沈めてあげてください。

コリドラスは、大食漢でよく食べ、よく糞をしますので水が汚れます。
水質が悪くなるとコリドラスのヒゲが溶けますので
一週間に1/3程度の水替えは、必ずしてやってください。

コリドラスは、丈夫な熱帯魚ですが病気になるとなかなか治らない、
熱帯魚ですので日頃からしっかりと管理して病気にならないように
気をつけて飼育してください。