2007年12月14日金曜日

熱帯魚 グッピーの飼い方

熱帯魚 グッピーもポピュラーな熱帯魚の一種です。

熱帯魚グッピーは、オスが大変キレイなヒレを持ち、
メスは、地味で大きく、子供を卵でなく、稚魚で産むという特徴を持っています。

そのため、産まれてきた稚魚は、他の熱帯魚の稚魚より大きいので
育ちやすく、また、成育スピードも早いので生まれるままにしておけば、
すぐに水槽がグッピーでいっぱいになってしまいます。

ですから飼育方法としては、グッピーのオスだけで鑑賞を楽しむ方法もありますし、
稚魚を育てるのも簡単ですからペアで飼って繁殖を楽しむということも出来ます。

さて、そのグッピーですが熱帯魚ショップに行くと、一つの水槽に
大量に入れられたグッピーと小さな水槽に個別に入れられたグッピーの
二種類を見かけると思います。

前者のグッピーは、外国産グッピーでシンガポールなどで大量養殖された
もので安価に買うことが出来ます。
後者のグッピーは、国内産で日本国内のブリーダーの手によって
繁殖されたものでヒレや体色を選別して育て上げたものなので
少し高価です。

中には、コンテスト入賞グッピーなどもあり、かなり高価です。

では、初めてグッピーを飼う場合、どちらがいいかというと難しいです。

資金に余裕があれば、国産グッピーから飼う方が病気の心配を
ほとんどしなくて済みますが初心者の方は、グッピーの飼い方により、
病気を発病させる可能性も高いのでせっかくの高価な国産グッピーが
すぐ死んでしまうかもしれません。

そういう意味からいえば、安価な外国産グッピーから
飼育する方がいいと思います。

とはいえ、外国産グッピーは、輸入時に弱っていたり、病気持ちだったり
する場合が多いので特に水槽に移す段階で注意が必要です。

全く初めてグッピーを飼う場合は、それほど心配しなくてもいいですが
すでにグッピーを飼っていて、それに買い足す場合などは注意が必要です。

まず、熱帯魚ショップで購入したいグッピーがいつ入荷したか確認し、
輸入直後の場合は、避けましょう。

そして元気に泳いでいて、ヒレや身体にキズがないものを選ぶようにすると
いいでしょう。

購入後は、入れる予定の水槽には直接入れないで
別に用意した水槽に移し、一週間ほど様子を見るようにして下さい。

一週間経って問題なければ飼育水槽に移しやって下さい。

その後は、しっかりと観察し、異常がないかどうかしばらくの間は、
注意が必要です。

元来、グッピーそのもののは丈夫な熱帯魚ですので
初期導入さえしっかりおこなえば問題なく育ってくれます。

飼育時の注意としては、グッピーは食欲が旺盛ですので
水が汚れやすく、フィルターもよく汚れますので
こまめに水替えやフィルターの掃除をする必要があります。

掃除のし易さでいえば、フィルターは上部フィルターがお勧めです。
ただ、上部フィルターの吸水口に稚魚が吸い込まれる場合が
ありますのでスポンジフィルターをつけるかストッキングなどで
カバーをしてやる必要があります。

また、稚魚を選別しながら育てる場合は、45センチ以下の
小型水槽を何本か用意して飼育するのもよいでしょう。

小型水槽の場合は、フィルターは投げ込み式のフィルターが便利です。

水温、水質とも幅広い適応力を持っていますので水が汚れすぎたり、
水温の急激な変化以外は、大丈夫ですので特にこまかく水質や
水温にこだわらず、飼育することが出来ます。

グッピーも水草を入れると映える熱帯魚ですので水草は植えてあげた方が
いいでしょう。
ウォータースプライトがお勧めの水草です。