2007年12月17日月曜日

熱帯魚 国産グッピーの飼い方

全く、はじめて国産グッピーを飼う場合は、
60センチ水槽からスタートすると失敗が少ないです。

熱帯魚ショップではじめから必要なものが全てセットされている水槽セットを
購入してもよいですし、バラバラに自分好みの水槽や
器具を購入しても構いません。

水槽を用意し、フィルターなどの器具を全てセットしたら、
水を入れてパイロットフィッシュとして、
アカヒレなどをいれて最低でも1週間は、水を回し続けます。

マツモやウォータスプライトなどの水草を植えておくのもいいでしょう。

一週間もすれば、バクテリアが繁殖して水が見た目にも澄んできますので
そうなればいよいよ国産グッピーを買ってきて下さい。

このときに見た目だけで判断できないという方は、
亜硝酸塩を検出する試薬が熱帯魚ショップで売ってますので
調べてみて、亜硝酸塩が検出できなれば、OKです。

国産グッピーを熱帯魚ショップなどで購入してきましたら、
いよいよ国産グッピーを水槽へ移します。

このときに細心の注意が必要です。

水槽の水と国産グッピーを買ってきた熱帯魚ショップの水とでは、
温度や水質などが違いますので熱帯魚全般にいえることですが
国産グッピーをいきなり水槽に投入しないで下さい。

手順としては、国産グッピーの入っている袋を水槽に浮かべ、
水温を同じにします。

30分ぐらい浮かべておけば、大丈夫ですが気になる方は、
水温計で確認しましょう。

ここまでは、結構やられている方も多いと思います。

このあと、よくそのまま袋を破いて袋の水ごと、水槽へ
熱帯魚を移す方がいますが絶対に止めて下さい。

先ほど述べたように水質が違いますので最悪の場合、
せっかくの国産グッピーがすぐに全滅してしまいます。

そしてショップの水が水槽の水と混じるのもよくありません。

ですから慎重な水合わせが必要となります。

一番いいのは、点滴法といわれる水合わせの方法です。

こちらのページに詳しく、簡単な方法が説明されていますので
そちらを参考にして下さい。→水合わせの方法

水合わせが無事終わりましたら網で国産グッピーを
掬って水槽に移します。

これで一番気を使う、初期段階が終わりました。

後は、国産グッピーの状態をみながら餌を与え、
1週間に一度、1/3程度の水替えをしていけば
順調に国産グッピーは、成長していくでしょう。

日々の観察は大切です。

国産グッピーは、繊細ですので少しのことで
調子を落としたり、病気になったりしますので
こまめな観察で早期発見すれば、
大事に至らず、対処法もありますが手遅れになると
取り返しがつかなくなり、最悪一匹の国産グッピーだけでなく、
水槽全ての国産グッピーが全滅する場合もあります。