2007年12月18日火曜日

熱帯魚 国産グッピー 繁殖

安定した、国産グッピーの飼い方が出来るようになれば、
いよいよ繁殖に挑戦です。

といっても難しく考えることはなく、若い国産グッピーを
ペアで飼育しているといつの間にかメスのお腹が膨らみ、
黒くなってきますので産卵しているのがわかります。

産卵期間は、約1ヶ月で稚魚を産み落とします。

一度に産み落とす稚魚の数には、幅がありますが
少ないときで十数匹、多ければ百匹近くも産みます。

傾向として、繁殖を重ねると産仔の数は減っていきます。

繁殖、選別を目的としない国産グッピーの飼育法の方は、
ほとんどいないでしょうがそのような方は、普通に飼育していると
産まれた稚魚のほとんどが親のグッピーに食べられて
自然淘汰されます。

いくらか育てたい方は、隠れ家となる水草を植えておくと
少しは生き延びる稚魚も出てきます。

普通、国産グッピーを買う方は繁殖が目的でしょうから
国産グッピーのメスが抱卵しているのがわかると
産卵箱に隔離します。

稚魚が生まれましたら小さめの水槽やプラケースに移し、
育てていきます。

品種改良などが目的の場合は、ある程度の大きさまで
育てば、選別をおこないます。

国産グッピーの改良には選別が不可欠ですが
これは、経験や豊富な知識がいりますので
詳しいサイトや熱帯魚ショップの人に聞いていただく方がいいでしょう。

選別した後に残った稚魚ですがよくそのまま捨ててしまう方が
いますが下水に流したり、川に放流したりするのは絶対止めて下さい。

稚魚をもらってもらえる方がいたら譲ったり、
かわいそうかもしれませんが他の熱帯魚の餌として与えるなりして下さい。

綺麗なグッピーを作り出すということは、非情さも必要になります。

産卵箱での国産グッピーの稚魚の飼育方法ですが
一日に5回程度、稚魚用の餌を与えて下さい。

産卵箱の中は、水が巡回しにくいですので水槽の水が綺麗でも
産卵箱の中の水が悪くなる場合がありますので
ときどき、産卵箱の中に水槽の水を入れてやることを忘れないで下さい。

稚魚は約一週間ぐらいでそこそこの大きさに育ちますので
それぐらいで産卵箱から出すようにしてあげて下さい。

ただ、まだ小さいので水草などの隠れ家がない親の水槽だと
食べられてしまう恐れもありますので別水槽か親の水槽の場合、
水草を多めに植えて隠れ家を増やしてやって下さい。