2007年12月13日木曜日

熱帯魚 ネオンテトラの飼い方

熱帯魚、ネオンテトラは、熱帯魚を飼育した方のほとんどが飼育経験が
あるんではないでしょうか。

それぐらいポピュラーな熱帯魚です。

なぜ、ポピュラーな熱帯魚かというとネオンテトラは、
熱帯魚らしいカラフルな体色、安価な価格で
熱帯魚を初めて飼う人の目に止まりやすいからです。

しかしながら実は、ネオンテトラは初心者向きの熱帯魚では、ないんです。

恐らく、初めての熱帯魚にネオンテトラを選んだ方のほとんどが
数週間で全滅させていると思います。

なぜ、ネオンテトラが全滅するかというと、
ネオンテトラは水質に敏感で水ができあがっていない状態(バクテリアが
繁殖していない水)で飼育してしまうと弱ってしまい、
最終的に死に至ります。

ということは、水ができあがった状態なら弱ることもありません。

ですから初めて熱帯魚を飼われる方は、最初の熱帯魚として
ネオンテトラを選ばず、少々の水質変化にも大丈夫な熱帯魚を
選ぶ必要があります。

この最初に水槽に入れる、熱帯魚をパイロットフィッシュと呼び、
アカヒレやメダカなどが最適です。

少し、ネオンテトラから話がそれましたが
きちんとネオンテトラが飼える環境(といっても水ができあがればOKです。)
が整いましたらネオンテトラを飼ってみましょう。

ネオンテトラは、群泳させると大変キレイです。

ただ、この場合も注意が必要であまりたくさんのネオンテトラを群泳させると
水槽の水が濾過能力を超えてすぐ汚れてしまい、
水質を悪化させて、ネオンテトラが弱ってしまします。

一応、目安としては60センチ水槽で50匹ぐらいがいいと思います。

強力な外部フィルターなど濾過装置が充実しているなら
もう少し増やしても大丈夫ですが遊泳スペースなどからも
詰め込みすぎないようにして下さい。

他の熱帯魚と混泳させる場合は、ネオンテトラが口に入らない
大きさの熱帯魚であれば、問題なく混泳させることが出来ます。

その場合は、他の熱帯魚との兼ね合いを考えて、
ネオンテトラの数を調整して下さい。

ネオンテトラ単独水槽の場合、水草をいれてやると
見た目にもキレイでネオンテトラにとってもよい環境になりますので
是非、水草を植えてやって下さい。

水草を入れた場合は、コケ対策としてオトシンクルやミナミヌマエビ、
イシマキガイなどを入れるといいでしょう。

ヤマトヌマエビは、ネオンテトラぐらいの大きさなら食べてしまうことが
あるので避けた方が無難です。

ネオンテトラを飼育する水温は、22℃から26℃の範囲であれば、
問題ありませんが他の熱帯魚と混泳させる場合は、
低すぎても高すぎてもネオンテトラに影響がありますので
できれば、24℃ぐらいを目安にする方がいいでしょう。

餌は、ネオンテトラは、何でも食べますので人工飼料でいいです。

ただ、大きすぎる餌は、ネオンテトラの口に入りませんので
フレーク状のものか粒タイプなら小型のものを選ぶようにしましょう。

食欲は旺盛ですがネオンテトラは身体が小さいので、
量が限られてきます。

やり過ぎますと水を汚す原因となりますので少し少ないかな~と
思う餌の量で充分です。

熱帯魚 ネオンテトラにとって暮らしやすい環境を作ってやって
飼育を楽しみましょう。