2007年10月27日土曜日

熱帯魚・エンゼルフィッシュの繁殖方法

熱帯魚・エンゼルフィッシュを何匹かで同じ水槽で飼育すると、アマゾンソードなど水草の葉に知らない間に、白い卵らしきものが付いているのを見つけることがあると思います。。熱帯魚・エンゼルフィッシュの産卵はそれくらい簡単に行われているのですが、そのままにしておくと他の熱帯魚にその卵を食べらたり、熱帯魚・エンゼルフィッシュの卵が水カビに冒されたりしてしまい、順調にフ化する確率が大変、低くなります。もちろん、そのまま自然の形でそういった風にまかせてしまうのもいいのですが、どうせなら生まれた卵から赤ちゃんエンゼルにかえしてあげて繁殖をさせたらもっと熱帯魚の飼育が楽しくなります。熱帯魚の中でも繁殖が比較的、簡単な熱帯魚・エンゼルフィッシュは、魅力ですし、親子連れで泳ぐエンゼルフィッシュの姿は、観察していて、感動を覚えるでしょう。熱帯魚・エンゼルフィッシュはオスとメスを区別するのがとても難しい熱帯魚なので、幼魚を5~10匹を同じ水槽で飼育すれば、成長してくれば、自然とその中からペアがうまれていきます。熱帯魚・エンゼルフィッシュはペアができると自分のパートナー以外の熱帯魚を執拗に追い回すようになりますので、水槽を観察をしているとすぐに分かると思います。。ペアと思われるエンゼルフィッシュを発見しましたら、そのエンゼルフィッシュのペアを新たに用意した水槽へ移動させます。新たに用意した繁殖用の水槽にはエンゼルフィッシュの産卵場所を確保するために、葉の長い水草(アマゾンソードなど)を植えるか、塩ビパイプなど細長いものを斜めに立て掛けて繁殖用の水槽の産卵場所に設置しておきます。
【熱帯魚・エンゼルフィッシュの産卵】熱帯魚・エンゼルフィッシュのペアに餌をたっぷり与えて飼育してしばらくすると、お気に入りの場所を産卵場所にした、熱帯魚・エンゼルフィッシュのペアがその場所を口でつつき掃除をはじめると、その約1日か2日後に産卵が行われています。そして順番にオスとメスが産卵床(産卵場所としてきれいに掃除した所)をなぞるようにお腹をこすりつけて産卵と受精を繰り返します。熱帯魚・エンゼルフィッシュの産卵は、約3百~5百個の小さな卵を1回で産みつけます。産卵が終わった後も、熱帯魚・エンゼルフィッシュのペアは産んだ卵の中で死んでしまったのを口で取り除いたり、胸ビレで卵をあおぐことによって新鮮な水を送ったりと、かいがいしく世話をする姿は、感動的です。その人間味あふれる行動に、ついつい観察を長時間行いがちですが、この時期は熱帯魚・エンゼルフィッシュの親が大変、神経質になっているので、可能な限り、そっとしてあげてください。