2008年2月7日木曜日

ミナミヌマエビ

ミナミヌマエビは、ヤマトヌマエビほど大きくないエビで
コケ取り能力もヤマトヌマエビと比べると劣ります。

しかし、ヤマトヌマエビと違い、水草を食べることもなく、
同じ水槽に入れている、熱帯魚を襲って食べることがないので
安心して混泳させることが出来ます。

どうしてもコケを早く除去したいのであれば、投入する、
ミナミヌマエビの数を増やせば、コケは早くなくなります。

ミナミヌマエビは、コケがなくなっても他の熱帯魚を
襲ったり、餓死したりすることはほとんどありません。

熱帯魚の残餌や流木などを入れているとそれをツマツマしています。

といってもエサがない状態では、長生きできませんので
コケがなくなれば、コリドラス用のタブレットを
与えてあげるといいでしょう。

また、ミナミヌマエビの魅力として、身体の模様が
バリエショーンに富み、ミナミヌマエビ単独で鑑賞していても楽しいですし、
ヤマトヌマエビと違い、淡水で繁殖可能ですので
水槽でも繁殖が楽しめる点です。

繁殖方法も簡単でミナミヌマエビを数十匹飼育していれば、
そのうち何匹かが抱卵します。

ミナミヌマエビの卵は、大きいので抱卵しているメスがいれば、
すぐにわかります。

ミナミヌマエビ単独で飼育しているのであれば
そのままで構いませんし、熱帯魚と混泳させている場合は、
確実に稚エビを育てたいのであれば、抱卵しているミナミヌマエビを
別水槽に移し、隔離します。

孵化するまで約1ヶ月くらいかかります。

水温や状況が整っていると産卵が終わって1ヶ月もすると
次の卵を抱卵することもあります。

このようにミナミヌマエビは、爆殖しやすいので
その点にも注意が必要です。

あと、注意点としては、ヤマトヌマエビと同じく、水質の変化に弱く、
ヤマトヌマエビより小さいので少し大きい熱帯魚であれば、
ミナミヌマエビは、食べられる危険性が増します。

繁殖も楽しめますのでミナミヌマエビはコケ取りとしてだけ
飼うのは、少しもったいないのでコケを食べてもらった後も
しっかりとケアして飼育を楽しみましょう。